MATSUMOTO Mitsuji
Professor
 
The Graduate School of Global Information and Telecommunication Studies
Field: Optical Wireless engineering


1970年 群馬大学大学院工学研究科電気工学専攻修士課程修了
1994年 博士(工学)(早稲田大学)
●職歴  1970年−1996年 日本電信電話株式会社(旧電電公社)研究所勤務
早稲田大学非常勤講師を経て、理工学総合研究センター教授,
国際情報通信研究センター教授(副所長),大学院国際情報通信研究科教授。
●学外  世界電気通信連合(ITU-T)研究委員会副議長
赤外線データ通信協会(IrDA)副会長
画像電子学会編集理事,企画委員長(本年6月より同副会長)
総務省情報通信審議会専門委員
消防庁"携帯電話を利用した119番通報のあり方研究会"座長
(財)光産業技術振興協会 光ワイヤレス通信技術委員会狭ビーム作業部会主査

文部科学省21世紀COE早稲田大学プロジェクトサブリーダ
早稲田大学光無線応用プロジェクト研究所 所長

● 受賞 
画像電子学会2002年度画像電子技術賞(2003.6)
画像電子学会20周年記念業績賞(1992.6)
日本ITU協会賞(1993, 2001)

[研究内容]
松本研究室は可視光以下を利用した通信分野を専門的に担当しています。
例えば赤外線やRFIDやFSO等、人体に安全な電波や光を使い、いかに安定して高速な通信システムを構築できるか?を目標としています。ただ情報通信のインフラを整えるだけではありません。情報通信技術、マルチメディア技術、通信に関する社会科学などを軸に、実社会と強く結びついた「境界領域」の研究を行っています。そこで、緊急災害時の通信やe-Learning、e-Healthアドホックネットワーク,センサーネットワークの構築など通信の応用を通して「人に安全・安心、納得と感動を与える通信システム」の構築をしています。

そして、活発に活動している産官学の協力と地域に根ざし、かつグローバルな「グローカル」を推進していきます。 オープン化により、企業からの客員研究員も含め研究者として外部との交流を持ち、それまで知り得なかった事、考えてもいなかった事を取り入れ、今までにはない発想ができる人材を育てます。 それは、早稲田の学科学部領域を越え、さらには日本、そして世界に広がっていく必要があるのです。